サジダ・アルリシャウィ女性死刑囚とは?イスラム国がヨルダンから釈放要求

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サジダ・アル・リシャウィ死刑囚(Sajida Mubarak Atrous al-Rishawi)とは誰なのか?

今まで聞いた事がない名前で気になったので、軽く調べてみた。

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イスラム国が後藤氏の解放条件として、ヨルダンにて収監中のサジダ・アルリシャウィ死刑囚を釈放させるためにヨルダン政府に働きかけるように要求があった。

その代わりに当初要求されていた身代金200億円の要求は撤回された。

私が前日に投稿した記事で書いた落とし所に進みそうな展開だと感じる。

さて、イスラム国関係者もいたる所で捕虜として捕らわれていたり、収監されているケースが有るであろう。

それでは、なぜ具体的に彼女の名前を挙げたのか

経緯が気になったので調べてみた。

サジダ・アル・リシャウィ死刑囚の画像

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サジダ・アル・リシャウィ死刑囚とは?

ニュースを見た当初は勝手に男性だと思い込んでいたが、1970年生まれのイラク人女性との事だ。

2005年11月9日、ヨルダンの首都アンマンにて、3件の高級ホテルで同時爆弾テロが有り、最終的に60名近くの死者が出た。

その中の一か所でサジダ死刑囚は、自爆テロを起こそうとしたが、爆弾をとりつけたベルトが起爆せず、未遂に終わった。

彼女の夫は、この同時爆破テロで38名を殺害したAli Hussein Ali al-Shamari(アリ・フセイン・アリ・アルシャマリ)だ。

また、イラク・アルカイダの元リーダーである Abu Musab al-Zarqawi(アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィー)の側近と姉妹でもある。

ザルカウィは2006年6月7日にイラクにて、アメリカ軍の爆撃により死亡している。

彼女は後にヨルダン当局にて拘束され、国営放送にて自分の罪を認め自白した(その後、その自白は撤回したようだ)。

2006年9月21日に死刑を求刑され、現在は上告中という事だ。

なぜサジダ死刑囚はイスラム国から指名されたのか?

今いちピンとこないというのが正直な所だ。

なぜなら、このアンマンの爆破テロ自体は、イラクのアルカイダ系による犯行と考えられているようで、イスラム国とアルカイダは絶縁状態というニュースを見た事があるからだ。

その後ネットサーフィンをしていて見つけた情報を追記したい。

ザルカウィが率いていたイラク・アルカイダ、つまり、イラクの聖戦アルカーイダ組織は、イスラム国の前身らしい。

なので、イスラム国にとっては、サジダ死刑囚は、聖戦主義者(ジハーディスト)という象徴的な人物になるとの事だ。

なるほど。

さらに、いろいろと調べたのだが、アルカイダはいわゆるマクドナルドやコンビニのようなフランチャイズ経営をしていて、イラクのアルカイダは昔はアルカイダのフランチャイズ配下に属していたが、内部でごたごたがあってのれん分けをしてイスラム国を設立した、という風に理解した。

結局のところ、ヨルダンはリシャウィ死刑囚を解放するのか?

ヨルダンはりしゃうぃ死刑囚に加えて、もう一人イスラム国にとって重要な人物を捕虜として捕えているようだ。

また、イスラム国はヨルダンのパイロットを一人捕えている

ヨルダンとイスラム国は、リシャウィとこの捕虜二人との交換を交渉していたが、難航していたようだ。

そりゃあ、2対1だったら、何となくアンバランスだろう。

ただ、今回のイスラム国の提案は、あながち筋が通っていなくもない。

  • 日本は中東地域に200億を寄付(正確にはヨルダンのみへの寄付ではないようだが)
    • 日本:+1ポイント
    • ヨルダン:-1ポイント
  • ヨルダンは捕虜2人をイスラム国に返還
    • ヨルダン: +2ポイント
    • イスラム国: -2ポイント
  • イスラム国は捕虜2人をそれぞれヨルダンと日本に返還
    • イスラム国: +2ポイント
    • ヨルダン: -1ポイント
    • 日本: -1ポイント

人の命とお金が釣り合うのかどうか、また、いくらが妥当なのかは置いておいて、なんか良い感じでバランスが取れているではないか。

これが落としどころになりそうな感じがするのは、私だけだろうか。

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